オーダーメイドのお菓子
ブリジット
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夏休み
実家に計5泊した後向かったのはコニャックの近く、Jonzacジョンザック。
主人の学生時代の友達Brunoを訪ねて。
専攻は農業で現在は養蜂家。
自宅裏にラボを作り、蜂蜜をはじめパンデピス(蜂蜜入りのスパイスケーキ)、
ヌガー、蜜蝋入りの石鹸やろうそく、プロポリスまで何でもござれ。

着いて早々「近所に蜂の巣の除去に行くけれど、一緒に来る?」
「ころころが蜂に刺されたら…」と言ったけど本当は私が怖かった。
でも折角の機会なので見学に行きました。

Brunoの家から車で5分程の石造りの一軒家。
オーナーはブルターニュ在住でヴァカンス用の家だそう。
久々に来てみたら雨戸と窓の間に大きな蜂の巣ができていてSOS。
大量の蜂はかなりリアルだったのでピンボケ写真にします。
窓はぴったり閉まっていると分かっていても、ぶんぶんと響く羽音に
スリル満点。

梯子をかけて
金属でできたじょうろのような容器に
藁を入れ煙を炊きます。
ビニール製の防護服、デニム、長靴。
梯子を昇り、雨戸の隙間から煙を入れると出てきた!
怒って飛び回るかと思っていましたが、窓枠の周りをうろうろ。

巣から出たのを見計らい、家の中に回り窓・雨戸を開けます。
もう見ているだけでドキドキ。
黄色いのが蜂の巣で1枚2枚とはがしては専用の木箱へ納めます。
この時に大事なのが、たった一匹の女王蜂を確保すること。
女王蜂が手に入れば働き蜂もついてくるので
これからの蜜の収穫にぜひとも欲しい、女王蜂。
煙を入れた時に逃げていくことは稀なようで
巣を一枚ずつ調べますが、いません。
家主ご夫妻、Brunoで探します。
蜂の色と同じような木の床に、蜂のかたまり。
女王蜂に群がっているのでした!
危うく踏み潰すところだったとBruno。
マドレーヌに、風邪気味の時には生姜湯と一緒に、ポークソテーの仕上げに。
なくなりそうになれば当たり前のように買い足す蜂蜜。
こんな小さなところから始まっているんですね。
ただ、今年は冷夏で花の時期が狂い、蜂蜜にも影響しているそうです。


一仕事終え、夕食は庭でバーベキュー。
出会ったのは二十歳の頃。それから約20年別々の道を歩んでも
若い頃の思い出は色あせないものですね。
空に星が出るまで話は尽きませんでした。

翌朝は8時前には家を出ます。
金曜日はマルシェの日。
夏休みなので長女Eloiseも手伝います。6月にヴァカロレアを終えた18歳で
冬からは1年間英語圏の国々を巡り、大学に進む前に英語を身に付け
見分を広めるそう。可能性に溢れる若さ、爽やかで明るくいいですね。
いろんないい出会いを応援しています。
栗の木の蜂蜜(ヨーグルトに美味しい)、香ばしいナッツたっぷりのヌガー、
石鹸に、厳しい冬に備えてキャンディーを買って「さよならー。」
次に会えるのはまた来年の夏?
その前にジュネーブにスキーに来てくれるかな?

藁を運ぶトラックの後ろについたときは焦らずのんびり
田舎の風景を楽しみます。
大きな空がよく見えるように座席を少し倒して。
夏休み最後の目的地ヴィシーを目指します。




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