オーダーメイドのお菓子
ブリジット
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旅してきました。
ダバオから戻った数日後、主人のジュネーブ出張に同行してきました。
主人は連日缶詰、ころころと私はヴァカンス。
ごめんね。ありがとう。


パテ、リエット、チーズにサラミ。これこれ。ジュネーブに帰ってきた〜。
友人宅で美味しいごはんとお喋りとともに。


秋、懐かしい。
マニラは連日30度以上。
日没が早くなったり、空気の香りなど少しだけ季節の移ろいを感じますが
はっきりした秋は身近にありません。
10月も終わろうとしている今日も夏のワンピースを着ています。
どんぐりや落ち葉を踏みしめること、どんぐりが降ってくることに、ころころ興奮。
「(となりのトトロの)めいちゃんもどんぐり食べるかな?」
「これはころころのだいじ。ぼうし、とれないようにきをつけてね。」

流れる小川にも興味津々。
マニラは交通量が激しく、自然も少ないのです。
花摘み、どんぐり拾い、寄り道。満足するまで付き合いました。


よく遊んでいた公園。
引越し前は奥の幼児用、椅子のブランコしか乗れなかったのに
7か月の今は立ち乗り。独りでは覚束なかった遊具も登ってジャンプ。
成長は早いです。


トラムもバスも連日乗りました。
バス1本で行けるところ、トラムに乗りたい!乗りたい!と
わざわざ途中数駅乗り換え、またバスに乗った日も。
マニラにも電車もバスもありますが、安全上の理由から控えています。
移動はいつもタクシーです。
バスや駅を見ると「こんどあのあかいばすにのる!」と無邪気に言っていたのが
不憫だったので、今回のジュネーブは心行くまで乗せてやろうと決めていました。

街でトラムと出会う度に手を振って「ばいばーい トラム!」

自分が持っているミニカーと同じ救急車を見て
「あっ、ころころのといっしょだ!」

友達との再会、慣れ親しんだ安全で美味しい野菜や果物、
高い空や木々の香りに秋を感じ、自分で車を運転して好きな時に好きな所に行ける
自由があって。日頃の心の緊張がほぐれた2週間でした。
日常から離れると今の暮らしを外側から観られて
新しいアイディアや目標、やってみたいことが見つかる。
旅の収穫は大きいです。
夏休み
スイス・フランスの学校は秋休みに入ってしまいました。
夏休みの記事も最終回です。

Brunoの朝市から車を東へ走らせること4時間。
国際まんが祭りが有名なアングレーム、美しい陶器の産地リモージュを抜けます。
ふと左側を見ると深い緑の山に青い空、大きないくつもの雲。
写真で見たことのある火山ピュイ・ド・ドームでした。
日本でも愛飲されるミネラルウォーター、ボルヴィックも近くです。
火山地帯を走っているので緑の濃淡が楽しめます。
牛が草を食むのどかな景色、自然の生命力が鮮やかな山道。
フランスは海も山も自然が大きくて、その中を自分たちのペースで進む
車の旅は、最初は「長すぎて腰が痛くなる。」なんて言っていましたが
慣れればのんびりいいものです。
夏休み最後の1泊は主人が奮発してヴィシーの5つ星に宿を取ってくれました。
ヴィシーは温泉の街で訪れる年齢層も高め。
ゆっくりするのが目的なので、道行く人々も穏やかです。
着いて早々に長旅の疲れを湯船に浸かって落とします。
フランスの家やアパートはシャワーのみも珍しくなく、主人の実家も
お風呂はありません。久々のお風呂は沁みますね〜。
ひと心地着いたら最上階のプールへ。温泉を使っているので温かく
15分も泳いだら肌がつるつるになりました。
ベッドは硬すぎず柔らかすぎず、さすが!と思ったのがベッドメーキングの技術。
寝ているうちに掛け布団が足元の方にずり落ちて、肩が寒くて起きることが
ホテルに泊まると時々あります。
このホテルは朝起きた時もぴしっと元のまま。
実は動物園の隣のホテルが何とも映画にでてくるような典型的フランス人対応
(何か不手際があってもその会社・組織の顔だという意識がなく、
「悪いのは自分ではない」とお客さんに説明する)だったので、
ひとつひとつがきちんとしていることに甚く感動の我家でした。

散策と夕食に街歩き。
クラシカルな高い建物がない村に住んでいるので
小パリみたい!と興奮気味に写真を撮っていたら主人に笑われました。

長い夏休みとプールの疲れですんなり寝てくれて
寝顔を眺めながら主人とゆっくりお喋り。

この長い夏休みが始まる数日前、私達夫婦は思いもしなかった現実を
受け止めなければいけませんでした。
ころころが近視と乱視で一生眼鏡が必要だということを。
年始に保育園の先生から、「おもちゃなど、物を眼に近づけすぎる。」と
言われていたのですが、1歳と数か月で色々なものに興味がでてきたから
だろうと思っていました。
かかりつけの小児科医に目の動きを見てもらっても問題なし。
家での様子を見ていても、本を読んであげる時に2回ほど近づけたくらいで
転んだり、ぶつかったりもしません。
春先に再び保育園の先生に言われたので、2歳になるのを期に
評判のいい眼科に連絡をしたら3週間待ちでした。
そして診てもらったヴァカンス出発の5日前、眼鏡が必要だと判明。
一生。寝る時以外ずっと。
今までちゃんと見えてなかったんだね…あの時も、この時も。
コップを置く位置が手前すぎて「こぼすでしょ!」と
うるさく注意してごめんね。だってよく見えてなかったんだもんね。
先天的なもので、妊娠中の栄養や過ごし方・出産後の育て方に
問題があったわけではないと説明を受けても、主人とふたり
悲しくて悲しくて仕方がありませんでした。

その日は落ち込みましたが翌日から母さん頑張る!
朝ころころを保育園に送り開店と同時に村中の眼鏡屋4軒を回ります。
子供の耳や鼻に負担の軽いフレームはあるか。
受け取りまで何日かかるか。レンズと値段の関係。
ころころの目はかなり見えていなく、度がきついものが必要。
度がきついとレンズの厚みは増しますが、素材やお値段のいいものだと
技術でレンズも薄くでき、軽い眼鏡になるので耳や鼻の負担が減ります。
これらをフランス語で質問、アフターケアも必要だから店員さんの人柄も
含めて検討し、これという1軒を直感を信じて決定。
夕方ころころと主人をピックアップして、閉店前に運命の眼鏡屋へ。
一日でも早く、ちゃんとこの世を見せてあげたい。
どの店も3週間・1か月と夏休みを取るので、その前に手に入れたい。
火曜の夕方注文し、木曜日の夕方受け取りました。
何事も時間のかかるフランスで このスピードは奇跡だったと未だに思っています。
眼鏡屋さんで初めて眼鏡をかけて、見えるべく見えた時のころころの表情。
鏡で自分を、パパを、ママをじーっと見て、嬉しくて店内を踊りまわったこと。
ずっと忘れません。
そんなことがあったので長く家を空ける準備もそこそこに
始まった我家の夏休み。
毎日よく歩いて笑って、いろんなものを見て。
曜日感覚がなくなるまで家族や友達と太陽を浴びて。
夏休みが終わる頃には主人も私も気持ちが軽くなっていました。
世の中眼鏡をかけている人は沢山いるし、成長したらコンタクトにもできるし
技術が進化する現代は手術もできるだろうし。
と前向きに考えられるようになりました。
手術は危険性もあるようですが、成長の過程で説明し
成人したらころころの判断に任せようと思っています。

旅は生きている喜びや、また立ち上がるための時間をくれます。


夏休み
実家に計5泊した後向かったのはコニャックの近く、Jonzacジョンザック。
主人の学生時代の友達Brunoを訪ねて。
専攻は農業で現在は養蜂家。
自宅裏にラボを作り、蜂蜜をはじめパンデピス(蜂蜜入りのスパイスケーキ)、
ヌガー、蜜蝋入りの石鹸やろうそく、プロポリスまで何でもござれ。

着いて早々「近所に蜂の巣の除去に行くけれど、一緒に来る?」
「ころころが蜂に刺されたら…」と言ったけど本当は私が怖かった。
でも折角の機会なので見学に行きました。

Brunoの家から車で5分程の石造りの一軒家。
オーナーはブルターニュ在住でヴァカンス用の家だそう。
久々に来てみたら雨戸と窓の間に大きな蜂の巣ができていてSOS。
大量の蜂はかなりリアルだったのでピンボケ写真にします。
窓はぴったり閉まっていると分かっていても、ぶんぶんと響く羽音に
スリル満点。

梯子をかけて
金属でできたじょうろのような容器に
藁を入れ煙を炊きます。
ビニール製の防護服、デニム、長靴。
梯子を昇り、雨戸の隙間から煙を入れると出てきた!
怒って飛び回るかと思っていましたが、窓枠の周りをうろうろ。

巣から出たのを見計らい、家の中に回り窓・雨戸を開けます。
もう見ているだけでドキドキ。
黄色いのが蜂の巣で1枚2枚とはがしては専用の木箱へ納めます。
この時に大事なのが、たった一匹の女王蜂を確保すること。
女王蜂が手に入れば働き蜂もついてくるので
これからの蜜の収穫にぜひとも欲しい、女王蜂。
煙を入れた時に逃げていくことは稀なようで
巣を一枚ずつ調べますが、いません。
家主ご夫妻、Brunoで探します。
蜂の色と同じような木の床に、蜂のかたまり。
女王蜂に群がっているのでした!
危うく踏み潰すところだったとBruno。
マドレーヌに、風邪気味の時には生姜湯と一緒に、ポークソテーの仕上げに。
なくなりそうになれば当たり前のように買い足す蜂蜜。
こんな小さなところから始まっているんですね。
ただ、今年は冷夏で花の時期が狂い、蜂蜜にも影響しているそうです。


一仕事終え、夕食は庭でバーベキュー。
出会ったのは二十歳の頃。それから約20年別々の道を歩んでも
若い頃の思い出は色あせないものですね。
空に星が出るまで話は尽きませんでした。

翌朝は8時前には家を出ます。
金曜日はマルシェの日。
夏休みなので長女Eloiseも手伝います。6月にヴァカロレアを終えた18歳で
冬からは1年間英語圏の国々を巡り、大学に進む前に英語を身に付け
見分を広めるそう。可能性に溢れる若さ、爽やかで明るくいいですね。
いろんないい出会いを応援しています。
栗の木の蜂蜜(ヨーグルトに美味しい)、香ばしいナッツたっぷりのヌガー、
石鹸に、厳しい冬に備えてキャンディーを買って「さよならー。」
次に会えるのはまた来年の夏?
その前にジュネーブにスキーに来てくれるかな?

藁を運ぶトラックの後ろについたときは焦らずのんびり
田舎の風景を楽しみます。
大きな空がよく見えるように座席を少し倒して。
夏休み最後の目的地ヴィシーを目指します。




夏休み
「子供の頃の夏休みはサンパレで1か月。毎日泳いで、アイスクリームや
できたての温かい飴食べて、動物園にビーチバレーに…。いつか家族で行きたい。」
子供の頃、夏をどう過ごしていたか話す度に繰り返す主人。
結婚4年目、遂に叶いました。
サンパレは主人の実家から車で1時間半ほどの海の街。
実家に2泊した後、主人ところころと1泊ででかけました。 
主人の祖父が遺した夏の家があります。
主人の父・弟ふたり・妹ひとりの4人で受け継ぎ、みんなで管理。
毎年6月から9月までそれぞれの家族で期間を割り当て滞在。
いい季節の8月などは競争率が高く、例年年明けくらいから
交渉開始。我家が訪ねた時は父の弟夫妻が滞在中でした。
ポーチに家族集合して撮った子供の頃の写真と、何も変らない。

白砂に澄んだ水。静かな海。

ころころは人生で2回目の海。
1回目は生後8か月だったから覚えてないかな。
「ピシーン! ピシーン!」=piscineスイミングプール と大興奮。
近くに海がなく、水遊びはいつもプールかジュネーブのレマン湖なので
「これは海なのよ。」と繰り返す私。海、分かったかな?

レマン湖で見慣れた船も、大西洋では壮観。
この日は動物園そばのホテルに泊まり、朝9時開園に備えます。

翌朝8時前から主人はそわそわ落着かない。
動物園の開園は9時、ホテルからすぐだというのに。
8時半にチェックアウト。通りに出てわかりました。
海沿いの静かな街にどこからこんなに!と驚く程の人、人、渋滞。
何とか駐車スペースを見つけて9時過ぎに入園できました。

入ってすぐにきりんがお出迎え。
高い柵がなく、餌を買ってあげることもできます。
この距離感、いいですね。

さすがおしゃれの国フランスのフラミンゴ。
ピンクがシックだと思いませんか?
カナリアの周りにも柵がありません。
白熊とガラス越しに握手もできます。
ざぶんざぶーんと気持ちよさそう。
他にも象、ライオン、猿などなど赤ちゃんが生まれた種類もいて
どの動物も寛ぎ平和に暮らしているのが分かる動物園でした。
来年の夏も行きたいな。

入園者が増え始める昼に動物園をでて、ランチはガレット。
ブルターニュ地方のそば粉を使ったガレット。ころころの好きな
ハム・チーズ入りを選び、マッシュルームは追加で。
家族で同じものを食べられるようになり、外出もだいぶ楽になりました。
カラフルなお皿はブルターニュ地方カンペールの陶器。
その土地の食器でいただくと美味しさが増す気がします。
デザートはふたりの好物レモンシャーベット。
たっぷりの生クリームに釘付け。
チーズが好物のころころ、乳脂肪や糖分の過剰摂取を気を付けて
普段は生クリームはあげていません。
ああ、この心地よい甘さを遂に覚えてしまうか…。
でもこの非日常がヴァカンスの楽しみ。

お腹いっぱいになったところで隣街の叔母夫妻を訪ねます。
徒歩5分で海へ再び。
大きな空の下でのびのびと過ごす子供時代。
大人になっても覚えていてくれるといいな。

そして実家へ帰る前、最後のお楽しみは温かい飴とアイスクリーム。
主人がsucette chaudeスュセット(棒付きキャンディー)ショード(温かい)
と言っていた時、どんなものかと想像していたのがこれでした。
練りたての温かい飴、バニラやチョコレート、いちごなどの味から
好みの組み合わせを棒にくるくる。麦芽糖を使っているのか
軽い甘さと柔らかさ。海辺の散歩にいいお供です。
斜向かいアイスクリーム屋さんへはしご。
何メートルもあるショーケースから選んだのは
基本のバニラといちごバジル。
バニラはビーンズが惜しみなく。
いちごバジルは爽やかな組み合わせでした。
ワッフルは自家製。

いつも「1か月も海にいるなんて退屈しなかった?」
と返していた私。
いえいえ、1か月でも足りないくらいですね〜。
ヴァカンスをとことん楽しむフランス流の2日間。
たった1泊でしたがもっと長く実家を離れていた気分でした。
実家に戻って両親とあれこれ話し、主人の、彼らの歴史を共有できて
また一歩、深く家族になれた気がします。






夏休み
もう10月も半分ほど。本当に早いですね。
ちょっと気が引けるタイトルですが記録として残しておきたいので…。

9泊電車の旅から戻った我家。
どんなに田舎でも、やっぱりHome sweet home。
と、ほっと息つくも洗濯や植木の世話、買物をして3日後には
主人の実家へ出発!今度は車で9泊の旅。
両親はフランスの南西部Niortニオールという街に住んでいます。
大西洋に面したラ・ロシェルまで1時間ちょっと。
広々した草原+ヤギ=シェーヴルチーズが特産。
緑のヴェネツィアと称されるマレ ポワトゥヴァン(沼地)があります。
フランスのほぼ東の端から西の端まで。
長い休みはどうしても日本で過ごしてしまうので
我家が両親を訪ねるのは今回が初めて。
80歳の両親は我家に今まで3回来てくれています。
直線で行ける道がないので道中1泊。1日あたり4、5時間の旅。
ただ車に乗っているだけですが、130キロで数時間走るのは結構疲れます。
今更ながら3回も来てくれた両親の元気に感謝。

ほーんとに何もないのどかなところで
広い庭を裸足で歩き、実ったさくらんぼを食べたり

ハンモックで寛いだり

食事は昼も夜も庭で。
いつもの、なんてことないごはんも外で食べると美味しい。
洗濯物は庭に干します。洗濯バサミは格好のおもちゃ。
「おやおや、この子ったら。」

実家は兄弟の中継地点。パリに住む兄が立ち寄りました。
後ろに3台、屋根に2台自転車を積んで海へ、山へ。
フランスでもスイスでも、週末やヴァカンスはこういう車をよく見かけます。

車で10分程のエシレ村へバターを買いに。
日本でも東京にお店があります。滑らかで軽いのですが
しっかりとしたコクがあり絶品のバター。
こういう美味しい農産物に出会うとフランスは酪農国だと
つくづく思い底力を感じます。


この赤い熊は主人のぬいぐるみでした。
子供部屋のぬいぐるみの山で見つけた時の興奮。
主人:「あー、懐かしい!持って帰っていい?」
母:「これはポール(主人の兄)のですよ。」
主人:「これは僕の!誰が自分のぬいぐるみを間違えるというのか!」
あっ、と気付いたらしき母、
「40年も経っていてもいい状態でしょ?ぬいぐるみ、定期的に洗ってるのよ。」
主人:「違うよ、僕が大事に使ったから!」
普段喧嘩すると、最後に何か言わないと気が済まない主人の性格、
ルーツをここに見たり!と笑っちゃいました。ふふふ。

実は私たちが訪ねる1週間ほど前に母が右腕を骨折。
子連れで訪ねて邪魔にならないかと少し心配でしたが
痛みで眠れず、何もできなくて気が休まらない母に
孫の訪問は気分が明るくなったようですし、
家事を一手に引き受け母の世話もする父の疲れも溜まっていたので
普段はできない親孝行をできました。
滞在中は特に何をするわけでもなく、一緒にごはんを作ったり、
散歩にでかけたり、テレビを観てお喋りしたり。
こういう日常にすっと入れる、帰るところがあるのは幸せです。






 
夏休み
昨日からアパートの暖房が入りました。
なかなかアップできませんでしたが、秋休みが来る前に続きです。

この角を曲がったらこの通りにつながって…
とブリュッセルの街に慣れた頃、パリへ出発。
電車で1時間ちょっと。
ヨーロッパは実際に歩いてみると緊密さを感じます。

パリは家族みんなが楽しみにしていました。
主人:日本人街で美味しいお寿司をお腹いっぱい。
ころころ:リュクサンブール公園でポニーに乗る。
5月に初めて乗って以来、写真を見ては「ぽにー ぽにー」と言っていました。
着いた日にポニー。
でも久しぶりだったからか、7月末からかけ始めた眼鏡で見えすぎたのか
怖がって私の手を離しませんでした。
それでもやっぱり楽しかったようで、翌日も「ぽにー」
こんなに好きなら滞在中行けるだけ連れていこう!
と朝一番で行くと、ポニーの姿がない!
「きっとヴァカンスに行ったんだね…。」と言うも悲しそうでした。
そして最終日。諦めきれない私がもう一度行ってみようよ。
きっと朝早すぎたんだよ。と主人を説得し、賭けてみました。

ポニーいた!
今度はひとりで乗って、後ろを見る余裕も。
実は彼の後ろには白いポニーに女の子が乗っていたのでした。
強いところを見せようって気持ち、2歳でもあるんですね〜。

私:過去・現在・未来への街歩き。
今から10年前の丁度この時期、パリの製菓学校を修了しました。
修了後はホテルの厨房で2週間研修も。
毎日が一生懸命で楽しく、私の人生で特別な時間でした。
それから10年が経ち、あの時と変わらない街並みを今は家族と歩く。
途中、「だっこー」だったり
「パパ、エポール」だったり。
あの頃はパリジェンヌを気取って足早に歩いていたけれど
今は子供と主人と手をつないでゆっくりゆっくり。

あ、でも感慨に浸るばかりでなく、ショッピングもしましたよ。
マレの紅茶店マリアージュ・フレールでは、夏の思い出にはどんな香りが
ふさわしいだろうと迷うのを楽しみ、主人の友人に教えてもらった鞄店では
ポシェットを新調。
走り回るころころとのお出かけは両手が自由になるポシェット必須です。

夏ならではの船遊びもしました。
木製の船と棒を30分レンタル。
帆にいろいろな国旗がついています。
たまたま戻ったばかりの日本、主人はとても喜んでました。

船を浮かべて棒で押し、風任せにのらりくらりと辿り着く岸でまた押して。
遊んでいる子供たちはころころより年上ばかり。
最初、「バトー 見たい。」(彼の「見たい」=「やりたい」なんです…)
と言った時は「あなたはまだ小さいでしょう」と出かかるも、気持ちを尊重。
主人が少し手を貸しただけでできました。
好奇心と可能性の芽を摘まないで良かった。

パリでは主人の両親が所有するアパートに滞在。
我家にはないテレビがあって
主人はテニス、ころころはアニメを満喫。
映画「フォレストガンプ」みたい。

他にも、友人と公園でワインとチーズのピクニック。
21時に公園が閉まってからは市役所前の広場に移動して
やっと日が沈む22時過ぎにお開き。
ある晩は親友のお嬢さんにベビーシッターをお願いして夫婦で夕食へ。
ふたりで外食なんていつぶりだろう。
ごはんはさっと済ませて映画観る?
ころころと一緒では行けないレストランでゆっくり食事する?
と、わくわく計画。あれもこれもと考えたけど、「パリを満喫する」を一番に
モンパルナスでいつものクレープリー。食後は爽やかな夕方の風を受けながら
セーヌ川沿いを散歩。お気に入りのアイスクリームやさんでは
お互い予想通りの味を選び、メトロ数駅分そぞろ歩き。
途中、鴨料理が有名なラ・トゥール・ダルジャンを通り
「定年はここでお祝いしよう!」と夢ができたり
高校生ブラスバンドの路上ライブに遭遇し
本格的な上手さにしばし聴き入ったり。

やっぱりパリは花の都。
いつも夢や思い出、元気をもらって、生きてる!って気になります。



夏休み
夏休み第一部は電車でブリュッセルとパリへ。
乗り物に興味がでてきたころころにTGVの車窓から
流れる草原や山を見せてあげたい・大都会のパリでメトロやバスに
思う存分乗せてあげたいという想いから電車の旅を計画しました。
行先のブリュッセルは主人がかねてから「いつかブリュッセルの
大広場を見せてあげたい。ショコラとムール貝を一緒に食べに行きたい。」
と言ってくれていたので。

自宅からバスでジュネーブへ、ジュネーブからパリへTGV3時間ちょっと、
TGV到着のリヨン駅からブリュッセル行のTHALYS(タリス)が発車する
北駅までタクシー、そしてTHALYSで1時間ちょっと…と乗り物三昧。
移動時間が長すぎないか、ヴァカンス初日土曜で満席の中、
ころころはむずからないだろうかと少し心配でしたが
お絵かきしたり、パズルをしたり、車両を「たんけん たんけん」と歩き
ひとしきり楽しんだ後は
すやすやと寝てくれました。

THALYS発車前の待ち時間は目に入る電車を「あかい!」「ブルー」「しろ!」
「おれん」(じ、がいつも欠けてしまう)と知っている限りの色を言い
ランプを指さして「めめ」と大興奮。
あまりのはしゃぎようにブリュッセルに着く前から
夫婦で「よかったよかった〜。」

ブリュッセルでは3泊、のんびりと石畳の街歩きを楽しみました。
庭の美しい王宮を観たり、公園から聞こえてくるジャズライブに足を止めたり。

有名な小僧さんにも会いましたよ。
思っていたよりもこじんまりと、道の辻にありました。
市庁舎や老舗のチョコレート店、レース店などが軒を連ねる大広場は
観光シーズンで賑わっています。
丁度1週間前に国王が譲位し、新国王が誕生したので
至る所でお祝いのポスターを目にしました。

お目当てのムール貝にフリット(フライドポテト)と白ビール。
我家でも時々作りますが、やっぱり本場は違いました。
ムールは大振りだけどふっくら柔らかで滋味に富み
セロリと玉ねぎがざくざくと入ります。
1人前は1キロで、ムール専用の深い鍋に入ってでてきます。
1キロ!と最初はひるむも完食。
ころころもここでムールに開眼。自分で殻から外して器用に食べていました。
白ビールにはレモンが一切れ入っています。柔らかい苦みが爽やかです。

テラス席で舌鼓を打っていると
賑やかに屋台が登場。
中央はテーブル、座っている足元を見るとペダル、先頭にはビール樽。
雰囲気から察するに結婚を明日に控えた新郎を囲むパーティーのようでした。
爽やかな夏空の下、仲間たちといい思い出になりますね。
困ったのは食事中に現れたこの屋台を、乗り物男子のころころが
「りんりん みたい!」と追いかけたがり、止むなく私だけ中座。
抱っこしてしばらく後を歩いたのも、大きくなったら話してあげたい旅の思い出。

車と時間があったら美しい自然やレース編みで有名なブルージュまで
足を延ばしたかったのですが、子連れの旅・パリでゆっくりしたいこともあり
将来の楽しみに。
主人が25年前に友達と旅行した時に入ったレストランもまだあって
感慨深そうでした。
ブリュッセル、ゆったりと時間が流れ美味しいショコラも沢山。
いい街でした。
若い時はあれも観たい、ここにも行ってみたいと沢山吸収することが旅でした。
家族ができた今はその街や風景の中を気の向くままに歩くことが
旅の醍醐味だと感じる自分を発見。今回の旅の収穫です。




 
夏休み
9月に入り暑さも落ち着いてきたでしょうか。
フランスは朝6時はまだ真っ暗、日中の和らいだ日差しや
ほのかに干し草の香る風はもう秋です。
フランスもスイスも子供たちは2か月の休みが明けて
人が、活気が戻ってきました。
ころころも保育園が始まり、ほっと一息できる時間がようやくでき
久しぶりのブログです。

今年は主人の夏休みが3週間あり、長く家を離れていました。
ヴァカンス明けのある朝食。
夏の思い出大集合の食卓です。
パリの紅茶。ブリュッセルのチョコレートペースト。
主人の友達で養蜂家のBrunoのはちみつ。主人実家の隣村エシレのバター。
ヒトデや巻き貝柄のカフェオレボウルは海の街サンパレにて。
電車でパリ・ブリュッセルへ9泊。
車でフランスの西側にある主人の実家へ9泊。
毎日太陽を浴びて、短いヨーロッパの夏を楽しみました。
もう秋ですが、遡ってこれからアップしていこうと思います。
久しぶりにパリへ
今月の第2木曜はキリストの昇天祭で祝日。
金曜に休みを取り、パリに3泊してきました。
土曜の結婚式が目的です。

 
主人の姪。高校生の頃からの一筋愛が実りました。
新郎は私よりもずっと長く家族の歴史を知っています。

上の写真は教会にて。
その前に14時半より役所にて入籍の式。

披露宴会場はパリ郊外のゴルフ場に隣接したホテルでした。
ゴルフコースをこんなに間近に見たのは初めて。
緑の濃淡が清々しかったです。

18時からプール横の庭でカクテル、20時から披露宴だったのですが
デザートは0時を過ぎても出てこず、ころころ連れの我家はお先に失礼…。
それでも0時前まで、ころころはいとこ達とダンスダンス!
なんとお開きは朝6時だったそうです。
そんな時間まで何をしてるのか?といった疑問も湧きますよね。
私も主人に聞いたところ、「ひたすら喋って、飲んで、踊る。」
自分のを含めてフランスの結婚式は数回参列しましたが
いつも思うのはフランス人の体力と
今、このひとときを存分に楽しむ気持ちの大きいこと。

本当に長くて体力勝負、メリハリがあってきゅっと祝福が濃縮された
日本の結婚式はいい!と、またひとつ日本のいいところが思い起こされますが
なかなか会えない家族や親戚に会えて、ころころはいとこと遊べて
やっぱりいいものですね。

帰宅してほっとした日曜の夜、気付いてしまいました。
ころころも半分はフランス人。
フランスには祖父母がいて、叔父叔母がいて、いとこがいて。
いつかころころが結婚する時、私達もこのフランス式の結婚式を調えなくては!
20年後?30年後?
その頃はどんな結婚式がトレンドでしょうか。
簡素化されていることを願いつつも、変わず朝まで飲み、踊り明かす気がします。

健康維持の動機をひとつ発見です。

パリのつづき
前回の記事、サロンドショコラの他にも楽しいことが沢山のパリでした。

ブックオフで日本の本を手に入れ、長い冬の楽しみがひとつ増える。

主人とふたりきりで映画にランチ。久々のことでふたりとも戸惑う。
007の新作SKYFALLに手に汗握り、モンパルナスのクレープリーで
シードルで乾杯、そば粉のガレット、デザートのクレープまで完食。
主人の姪夫婦がころころを預かってくれました。
左から主人の姪Severine・David夫婦。春に赤ちゃん誕生予定です。
ということはころころ2歳を前にしておじさんになります。
右はSeverineの妹Sophie。来年5月花嫁に。
「ドレスをようやく決めたの。」と清々しそうでした。
Davidはパパになる準備バッチリ。
ここは主人の祖母が孫たちをよく連れて行った公園。
主人の兄弟・甥に姪も。
ころころも家族の歴史に仲間入り。

ショッピングもしましたよ。
主人のコートを清水の舞台から飛び降りて購入。
私と出会うはるか前からのコロンボコート(刑事コロンボそのもの)は
赤十字の古着寄付へ。
運命の1着と出会ったギャルリーラファイエットの天井を見上げ
はぁ〜とため息。
吹き抜けのクリスマスデコレーションが有名な百貨店です。
今年は私たちの帰宅翌日からで見られず残念でしたが
天井のステンドグラスとスワロフスキのツリーでも充分。

パリは京都と同じで何度行ってもまだ足りない、また行きたい街。
伝統と斬新な物の共存具合に惹きつけられているように思います。
ですが2年弱の田舎暮らしに慣れたのか、年齢のせいか
都会ならではのスピードにふっと疲れを感じたのも事実。


帰り道の車窓より。
流れていく大きな雲や牛、古い町並みにhome my sweet homeが
近づいてきたとほっとしました。お父さん運転ありがとう。お疲れ様。
次回のパリは5月、Sophieの結婚式で。
春のパリをどう楽しもうかと今からわくわくしています。